研究者が行方不明か
先日、ゲノム編集を用いて人為的に遺伝子を組み替えられた赤ちゃんが中国で誕生したニュースをご紹介しました。
そのニュースの続報となるのですが、なんとその研究者が行方不明になっていると報じられました。
発表後に音信不通に
研究者である賀建奎氏は、11月26日に世界初となるゲノム編集ベビーの誕生が成功したと発表し、その2日後の28日には香港で行われたヒトゲノム編集国際サミットに出席・壇上し、自身の研究成果について発表しました。
そして、この直後から同氏との連絡が取れなくなっているとの事です。
大学に軟禁か?
噂によると、同氏は28日の登壇後に、南方科技大(広東省深セン)の学長に約6時間に渡って今回の件の事情を聴かれたとの事です。
その後、深センに連れ戻され、大学当局によって軟禁されているのでは?と言う噂が立っています。
大学側としても、今回の研究は同氏が無断で行ったとの事なので、責任究明などが起こりうるのでそのために軟禁している可能性はりますね。
拉致の可能性も
または、なんらかの組織や関係者に拉致された、と見ている意見もあります。
今回成功した人の受精卵に対するゲノム編集は、優秀な人材を作り出す上で必要な技術となっています。
発表後に世界中からの批判を受ける事はわかりきっていた事なので、なんらかの組織がその批判から匿うのを理由に拉致・監禁している可能性があります。
世界中でただ一人の人間に対するゲノム編集成功者なので、とても貴重な存在ですし、可能性は0ではありません。
果たして真相は
人類の倫理に触れる世紀の大実験が成功しましたが、関連して様々な事件が起こりそうですね。
今後、失踪している研究者がどうなったのか、ゲノム編集技術がどこかに漏れて悪用されないか、などの動向がきになるところです。