【マイクロチップ】人間と機械の融合「トランスヒューマニズム」とは?由来や活動まとめ【やりすぎ都市伝説】

社会

近年注目を浴びる超人間主義とは?

トランスヒューマニズムとは?

やりすぎ都市伝説にて、Mr.都市伝説である関暁夫さんのプレゼンの中で度々出てくるのが、トランスヒューマニズムというキーワードです。

トランスヒューマニズムとは、最新の科学技術を人体に融合する事で、精神的・肉体的向上を目指し生活をさらに便利にしよう!と言う考え方の事を指します。

トランスヒューマニズム(英: Transhumanism)は、新しい科学技術を用い、人間の身体と認知能力を進化させ、人間の状況を前例の無い形で向上させようという思想である。省略して>HやH+と書かれる場合もある。日本語では「超人間主義」などと訳される。
トランスヒューマニズムは人間の機能拡張やその他将来の科学技術の開発・使用により、将来起こりうることを研究する学問でもある。
トランスヒューマニズム – Wikipedia

トランスヒューマニズムのシンボルはh+とされます。

トランスヒューマニズムでは、人類の進化の最終形として以下のように、ロボット化を目的としています。

実は1950年代から活動している

このトランスヒューマニズムですが、最近出来た思想家と思いきや実は1950年代からすでに活動されていたと言われています。

当時はSFの世界観内部の思想でしたが、技術が発展していくにつれて、SFの世界に止まらず現実世界での可能性を見出すようになり、年々賛同者数が爆発的に増えているようです。

ゾルダン・イシュトバン氏

近年のトランスヒューマニズムを語る上で欠かせない人物がゾルダン・イシュトバン氏です。

この方はやりすぎ都市伝説でもMr.都市伝説の関暁夫さんがインタビューした人物としても有名ですよね。


ゾルタン・イシュトヴァン(Zoltan Istvan Gyurko, 1973-)は、アメリカのジャーナリスト、アントレプレナー、トランスヒューマニストである。アメリカの心理学専門誌Psychology TodayやVice誌にトランスヒューマニズムに関するコラムを執筆。ナショナルジオグラフィックチャンネルのレポーターや、ハフィントン・ポスト誌のブロガーとしても活動している。2016アメリカ大統領選にトランスヒューマニスト党候補として立候補した。ゾルタン・イシュトヴァン – Wikipedia

やりすぎ都市伝説には、自らの手に埋め込まれているマイクロチップについて紹介してくれました。

このマイクロチップが埋め込まれた手を、専用の機器にかざすだけで情報をやり取り出来るところをお見せしてくれました。

また、彼はトランスヒューマニズムを広めるために、2016年米国大統領選挙に立候補をしています。

その際に彼は、民主党にも共和党にも所属せずに自ら後述する「トランスヒューマニスト党(Transhumanist Party)」を立ち上げています。

RFIDチップの人体への埋め込み

人体に埋め込むには、RFIDチップと言われるものが用いられます。

RFIDチップに関する説明は今回は省きますが、2005年に米食品医薬品局(FDA)が「RFIDチップを皮膚の下に入れても安全である」という事を公式で発表したため、人体に埋め込むためのマイクロチップとしての選択肢として挙がるようになりました。

RFID(英: radio frequency identifier)とは、ID情報を埋め込んだRFタグから、電磁界や電波などを用いた近距離(周波数帯によって数cm~数m)の無線通信によって情報をやりとりするもの、および技術全般を指す。 従来のRFタグは、複数の電子素子が乗った回路基板で構成されていたが、近年、小さなワンチップのIC (集積回路)で実現できるようになってきた。 これはICタグと呼ばれ、そのサイズからゴマ粒チップと呼ばれることもある。 一般的にRFIDとはICタグ、その中でも特にパッシブタイプのICタグのみを指して用いられることが多い。RFID – Wikipedia

RFIDには、電話番号/住所/氏名/年齢/口座情報/GPS(位置情報)などの個人情報に始まり、電子マネー/各種セリュリティーロックの解除コードなども登録する事が出来るので、自分の体一つで様々な情報や操作を管理する事が可能になります。

世界でのトランスヒューマニズム

トランスヒューマニズム党

これは、ゾルダン・イシュトバン氏が2016年のアメリカ大統領選に出馬する際に立ち上げた党を指します。

彼は、無宗教かつ無神論者である事を公言しています。

その上で、「誰かを傷つけない限り自分の体にはしたいことをする権利がある」と、自己責任の上なら、自分の体に対するトランスヒューマニズムを望むことはなんら問題がないと

これはまさしく正論であり、ピアスやタトゥーなども同じ事が言えますよね。

人体へのマイクロチップなどの埋め込みを個人の自由として生活に取り入れ、ゆくゆくはアメリカの生活の中心に置く事が目的だと本人も語っています。

イギリスでの飼い犬へのマイクロチップ埋め込み

2016年4月より、イギリスでは8週齢以上の飼い犬に対してマイクロチップの装着を義務付けする法律が施行されました。

違反者には£500(約78,000円)以下の罰金が科せられます。

このように、すでに動物に対するマイクロチップでの個体識別は行われています。

あとは、個体識別の対象が犬から人間になるだけなので、時間の問題でしょう。

電子アイにより色を「聴ける」ようになった

Neil Harbisson(ニール・ハービソン)氏は生まれつき色を認識出来ない身体でした。

しかし、21歳のときから「電子アイ」(色の周波数を検出するセンサー)を身に着けることにより、色を「聴く」ことが出来るようになったと言っています。

今では、このデバイスは自分の体の一部だと言い、さらに可視光に加えて、人間の目では認識できない赤外線や紫外線まで聴けるようになり、人間の色彩の感覚を超えることに成功しています。


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ニール・ハービッソン(1984年7月27日生まれ)は、スペイン -raised、北アイルランド -born [17] サイボーグアーティストとtranspeciesのに基づいて、活動家のニューヨーク。[18]彼は、頭蓋骨にアンテナを埋め込んだ世界で最初の人物であり[19]、政府によってサイボーグとして法的に認められていることで最もよく知られています。[20] [21]彼のアンテナは彼の頭蓋骨を通して可聴振動を送り、彼に情報を報告します。これには、電磁放射の測定が含まれます、電話、音楽、および可聴振動に変換されるビデオまたは画像。[22]彼のWiFi対応アンテナにより、衛星から信号とデータを受信することもできます。[23]

2004年以来、国際的なメディアは彼を世界初のサイボーグ[24]または世界初のサイボーグアーティストと評しています。[25] 2010年、彼はサイボーグ財団を設立しました。サイボーグ財団は、サイボーグの権利を擁護し、サイボーグ芸術を促進し、サイボーグになりたい人々を支援する国際組織です。[26] [27] 2017年に、彼はTranspecies Societyを設立しました。TranspeciesSocietyは、人間以外のアイデンティティを持つ人々に発言し、transpeciesが直面する課題に対する認識を高め、自己設計の自由を擁護し、コミュニティの新しい感覚と器官の開発を提供します。[28] Neil Harbisson – Wikipedia

脳波でコントロールする義手

Melissa Loomis(メリッサ・ルーミス)氏は、アライグマに襲われる事故により右腕を失いました。

その後、米国のDARPAの支援のもとで開発されたハイテク義手の実験に参加しました。

なんと、この義手は、使用者本人が頭で考えるだけで義手の指を動かすことが出来るのです。

また、義手の指先のセンサーにより、触れたものの触覚を感じとる事が出来ると言われています。

将来的に技術がさらに進歩すれば、通常の腕より優秀な義手が作られる事でしょう。

そうなった場合、健常な腕を義手に交換したい、と考える人が現れる可能性は0ではありません。

マイクロチップとセンサーが埋め込まれた義足

Hugh Herr(ニュー・ハー)氏は、登山中の事故で両足を切断することになりました。

その後、24のセンサーと6つのマイクロプロセッサを持つ義足を身に付けるようになり、スキップしたり走ったりすることが可能となりました。

またこの義足は、足を動かそうとする神経シグナルを読み取り、意図した通りの動きを実現してくれます。

さらにこちらも義足のセンサーから取得した感覚情報を脳に伝えることにも成功しています。

ロッククライミング中の事故により片足を失ったJim Ewing氏は、このハイテク義足によって無事に再度ロッククライミングを実現させました。


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5人の兄弟の末っ子メノナイトから家族ランカスター、ペンシルバニアは、ヒュー・ヘアーは天才のロッククライマーだった:8歳で、彼は11627フィート(3544メートル)の顔をスケーリングしていたマウント寺でカナディアンロッキー、および17で彼はアメリカで最高の登山家の一人であると認められた。[1]

1982年1月には、ハンティントンの渓谷に難しい技術的な氷のルートを昇った後、マウントワシントンでニューハンプシャー州、君と仲間の登山家ジェフBatzerに摘発された吹雪、最終的にに下降、混乱となったグレート湾彼らは三夜を通過しました- 20°F(-29°C)度の温度。彼らが救出されるまでに、登山者は激しい凍傷に苦しんでいました。Herrの両足を膝の下で切断する必要がありました。彼の仲間は、彼の左下失った足、つま先彼の右の足、および指を彼の右に手。救助の試みの間に、ボランティアのアルバート・ダウは雪崩で殺されました。[1]

数ヶ月の手術とリハビリの後、Herrは医師が彼に考えられないと言ったことをやっていた。彼が設計した特殊な補綴物を使用して、硬い幅の小さな岩の端に立つことができる高いつま先の剛性を備えた義足を作成し、チタン急な氷壁の上昇を支援するスパイク付きの足。彼はこれらの補綴物を使用して身長を変え、体の不自然な位置を避け、以前は手の届かないところにあった手足をつかみました。彼の身長は5から8フィートの範囲でした。補綴物を使用した結果、Herrは事故前よりも高度なレベルで登り、エリートレベルの有能な人と同等のスポーツでパフォーマンスを行う主要な切断を行った最初の人になりました。[2] [3]Hugh Herr – Wikipedia

人工角膜

ニューカッスル大学では、3Dプリンタによる角膜を世界で初めて作成することに成功しました。

角膜とは、眼の最も外側にある組織の事で、目の焦点を合わせる上でとても重要な役割を果たすパーツです。

なんと、幹細胞からなるバイオインクを用いて、3Dプリンターを使いわずか6分で角膜の生成が可能になったとの事です。

世界中には約1500万人以上が角膜移植を必要としており、不足していた移植パーツの補填に役に立つと言われています。

人口心臓の作成

2019年4月に発売された海外の科学誌の「アドバンスト・サイエンス」には、Nadav Noor氏らの研究により3Dプリンタによって、患者自身の細胞などを素材とした人工心臓を作ることに成功したと書かれています。

3D Printing of Personalized Thick and Perfusable Cardiac Patches and Hearts – Noor – 2019 – Advanced Science – Wiley Online Library

日本でのトランスヒューマニズム

ペットのチップによる個体識別

日本の犬等の輸出入検疫規則には以下のような記載があります。

(1)マイクロチップの装着
国際標準化機構(ISO)11784及び11785に適合するマイクロチップを犬等に装着します。装着部位は使用説明書に従い、装着後は確実にマイクロチップが入っている事を確認してください。

(略)

マイクロチップ番号を含め、何れの方法でも輸出国政府機関の証明書との照合ができない犬等は、輸出国政府機関の証明書がないものとして返送となります。犬等の輸入検疫要領 – 農林水産省

前述のイギリスのケースとは違い、輸出する犬に対して限定ですが、こちらも技術的にはマイクロチップでの個体識別を取り入れているので、同様に人間への埋め込みも不可能ではないと見て良いでしょう。

日本トランスヒューマニスト協会

日本にもトランスヒューマニスト協会があります。


私たち日本トランスヒューマニスト協会は、日本で唯一世界トランスヒューマニスト協会に所属しており、日本におけるトランスヒューマニズムの啓蒙と実践、そしてそれらを基盤とした未来社会の実現を目的とする非営利団体です。人類の次代を担う世代に深い影響を与えることを目的としております。Extropy Instituteと共に先駆的な活動を行なっており、科学技術が人類の未来にどのような影響を及ぼしうるかについて、大衆知識の向上に貢献しています。

*世界トランスヒューマニスト協会とは
アフガニスタンからブラジル、エジプト、フィリピンに至る、世界100カ国以上の国々からなっている国際非営利団体。カリフォルニア州・ロサンゼルスを拠点としており、ニュースレターや雑誌の刊行、イベントの開催などを行なっている。日本トランスヒューマニスト協会

マイクロチップ・インプラントの危険性は?

人体への影響

現在、体内に埋め込むものはシリンダー型が主に使われており、コアとなるマイクロチップのほかに、生物学的に安全なエポキシ樹脂、無鉛のホウケイ酸ガラスなどで包まれた銅のアンテナが含まれています。

使用している原材料は人体への影響がほとんどないものですが、専門家に頼まずに自分で埋め込み作業等をしてしまった場合に、感染症を起こす可能性があります。

感染症を起こしてしまうと、インプラントした部位に傷や痕が残ってしまう可能性があるので、必ず専門家に埋め込み作業は任せましょう。

逆に言うとそこさえ守れば人体への影響はほとんどないと考えて良いでしょう。

セキュリティリスク

では、マイクロチップ自体のセキュリティはどうなのでしょうか?

まず、インプラント型のマイクロチップにはGPSやバッテリーは搭載されていないため、位置情報の把握や盗聴などがされる心配はありません。

しかし、何らかの手段でウィルスに汚染された状態のマイクロチップを埋め込まれた場合、利用した危機にウィルスが写ってしまい、デバイス側がウィルス汚染される事が2010年にイギリスの科学者であるMark Gasson氏の実験により立証されました。

また、RFID自体の複製は容易に出来てしまうため、マイクロチップの情報等を盗まれてしまうと、偽物のマイクロチップを複製されてしまい、悪用される可能性があります。

人体の機械化は確実にやってくる

犬や猫などのペットに対するマイクロチップの埋め込みによる施策は徐々に広がっており、成功もしています。

また、義手義足などの人体への融合も年々精密さが高まってきています。

今後、ある程度のノウハウが溜まったら本格的に人間への埋め込みが始まるでしょう。