開幕しました
2025年4月13日、大阪・関西万博が開幕しました。会場は大阪湾の人工島夢洲(ゆめしま)、会期は10月13日まで。1970年の大阪万博から55年ぶりの大阪開催です。
万博会場のオフィシャルストア。窓一面にミャクミャク。Wikimedia Commons / ナツキ・デ・ヤック / CC0
そして開幕前から、このブログ向きの話題が山ほどありました。
ミャクミャクとは何者か
公式キャラクターの「ミャクミャク」は、赤い細胞のかたまりに、青い水の体が合体した姿をしています。赤い部分には目がいくつも付いていて、公式の設定では「細胞と水が合体した不思議な生き物。正体は不明」。
2022年3月にデザインが発表されたとき、ネットの第一声は「気持ち悪い」でした。同年7月に名前が「ミャクミャク」に決まり、そこから3年かけて、「怖いけどかわいい」に世論が動いてきた印象があります。
そして目が多い生き物がいれば、このブログの読者は必ずこう言います。「プロビデンスの目だ」。
言われていること

「目の集合体」説
赤い細胞のそれぞれに目が付いていることから、「万物を見通す目の集合体」「監視の象徴」という読み方。元になったのは2020年に決まった万博のロゴで、赤い細胞が輪になって並び、それぞれに目がある。ロゴの時点で「目玉の輪」「不気味」と言われていました。
デザイナーの説明は「細胞分裂と、いのちの輝き」。万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に沿ったものです。一方で、目を強調したデザインを公共の場に置けば、この読みが付いてくるのは避けられないところです。
「赤い細胞=血・ウイルス」説
2020年にロゴが決まったのはコロナ禍のさなかで、「ウイルスに見える」「赤い血の輪」と言われました。今年になっても「万博で新しい感染症が広まる」という話につながっています。
会場のメタンガス
これは噂ではなく事実です。夢洲はごみの埋立地で、地中からメタンガスが発生します。2024年3月28日、会場の工事中にトイレの床下でメタンガスが爆発し、床が破損する事故が起きました。開幕後も、ガスの検知器が会場内に置かれ、値が公表されています。
「爆発する会場」という材料が現実にあるので、「万博の呪い」「何かが起きる会場」という話は、根拠つきで語られています。
大屋根リング
会場を囲む木造の巨大な環状の建物、通称「大屋根リング」。世界最大級の木造建築で、一周約2キロ。上から見ると完全な円です。「太陽」「輪」「儀式の円」「ストーンヘンジ」。円は何にでも見えます。設計の意図は、雨風と日差しを避けて会場を回れる回廊です。
7月の予言との接続
ある漫画家の「予知夢」を描いた作品が、2025年7月に大災難が起きると書いていることから、「万博の会期中に大災害」「万博は人を集めるための仕掛け」という接続が生まれています。この予言そのものは、来月以降さらに騒がしくなると思うので、別の記事で書くつもりです。
1970年の万博との比較
55年前の大阪万博で、岡本太郎氏の「太陽の塔」は、正面に2つの顔と、てっぺんの「黄金の顔」、背面の「黒い太陽」を持っています。当時も「目」「太陽」「異形」と言われ、今は大阪の象徴です。
ミャクミャクも同じ道をたどるのかもしれません。異形のものが、時間をかけて「街の顔」になる。都市伝説として書きながら、そうなる予感もしています。
おわりに
「目がたくさんある赤い生き物」が、「監視の象徴」か「いのちの輝き」か。答えは見る側にあります。
会期は10月まで。噂の答え合わせをする時間は、まだ半年あります。








