1598 文字
8 分
【大阪・関西万博】ミャクミャクは「目の集合体」なのか。赤い細胞、青い目、埋立地のガス、大屋根リング。開幕から1週間で集まった噂を整理する【都市伝説】
読者に人気のアイテムPRAmazon

開幕しました#

2025年4月13日、大阪・関西万博が開幕しました。会場は大阪湾の人工島夢洲(ゆめしま)、会期は10月13日まで。1970年の大阪万博から55年ぶりの大阪開催です。

万博会場のオフィシャルストア

万博会場のオフィシャルストア。窓一面にミャクミャク。Wikimedia Commons / ナツキ・デ・ヤック / CC0

そして開幕前から、このブログ向きの話題が山ほどありました。

ミャクミャクとは何者か#

公式キャラクターの「ミャクミャク」は、赤い細胞のかたまりに、青い水の体が合体した姿をしています。赤い部分には目がいくつも付いていて、公式の設定では「細胞と水が合体した不思議な生き物。正体は不明」。

2022年3月にデザインが発表されたとき、ネットの第一声は「気持ち悪い」でした。同年7月に名前が「ミャクミャク」に決まり、そこから3年かけて、「怖いけどかわいい」に世論が動いてきた印象があります。

そして目が多い生き物がいれば、このブログの読者は必ずこう言います。「プロビデンスの目だ」

関連記事【ホルスの左目】プロビデンスの目とは?由来と解説、さらに企業ロゴや身の回りに隠されているものをまとめてご紹介【万物を見通す目】【ホルスの左目】プロビデンスの目とは?由来と解説、さらに企業ロゴや身の回りに隠されているものをまとめてご紹介【万物を見通す目】陰謀論を語る上で欠かせない存在があります。 みなさんご存知、「プロビデンスの目」です。 都市伝説を調べている中で頻繁に出てくるキーワードですが、今回はそちらについて解説していこうと思います。 プロビデンスの目とは、主に左目を主張としたデザイ…2019-05-252597 文字13 分都市伝説イルミナティ / フクロウ / フリーメイソン / プロビデンスの目 / 噂 / 陰謀論

言われていること#

ミャクミャクと万博に言われていることと、実際のところ

「目の集合体」説#

赤い細胞のそれぞれに目が付いていることから、「万物を見通す目の集合体」「監視の象徴」という読み方。元になったのは2020年に決まった万博のロゴで、赤い細胞が輪になって並び、それぞれに目がある。ロゴの時点で「目玉の輪」「不気味」と言われていました。

デザイナーの説明は「細胞分裂と、いのちの輝き」。万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に沿ったものです。一方で、目を強調したデザインを公共の場に置けば、この読みが付いてくるのは避けられないところです。

「赤い細胞=血・ウイルス」説#

2020年にロゴが決まったのはコロナ禍のさなかで、「ウイルスに見える」「赤い血の輪」と言われました。今年になっても「万博で新しい感染症が広まる」という話につながっています。

会場のメタンガス#

これは噂ではなく事実です。夢洲はごみの埋立地で、地中からメタンガスが発生します。2024年3月28日、会場の工事中にトイレの床下でメタンガスが爆発し、床が破損する事故が起きました。開幕後も、ガスの検知器が会場内に置かれ、値が公表されています。

「爆発する会場」という材料が現実にあるので、「万博の呪い」「何かが起きる会場」という話は、根拠つきで語られています。

大屋根リング#

会場を囲む木造の巨大な環状の建物、通称「大屋根リング」。世界最大級の木造建築で、一周約2キロ。上から見ると完全な円です。「太陽」「輪」「儀式の円」「ストーンヘンジ」。円は何にでも見えます。設計の意図は、雨風と日差しを避けて会場を回れる回廊です。

7月の予言との接続#

ある漫画家の「予知夢」を描いた作品が、2025年7月に大災難が起きると書いていることから、「万博の会期中に大災害」「万博は人を集めるための仕掛け」という接続が生まれています。この予言そのものは、来月以降さらに騒がしくなると思うので、別の記事で書くつもりです。

1970年の万博との比較#

55年前の大阪万博で、岡本太郎氏の「太陽の塔」は、正面に2つの顔と、てっぺんの「黄金の顔」、背面の「黒い太陽」を持っています。当時も「目」「太陽」「異形」と言われ、今は大阪の象徴です。

ミャクミャクも同じ道をたどるのかもしれません。異形のものが、時間をかけて「街の顔」になる。都市伝説として書きながら、そうなる予感もしています。

おわりに#

「目がたくさんある赤い生き物」が、「監視の象徴」か「いのちの輝き」か。答えは見る側にあります。

会期は10月まで。噂の答え合わせをする時間は、まだ半年あります。

こんな記事も